健午法律事務所

相続手続きで必要な書類は?弁護士が解説!

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相続手続きで必要な書類は?弁護士が解説!

相続手続きで必要な書類は?弁護士が解説!

2023/11/21

相続手続きの際、必要な書類は何でしょうか?相続人が多く、膨大な資産がある場合は、手続きが複雑化するため、専門家のアドバイスを受けることが一般的です。今回は、弁護士が相続手続きに必要な書類を解説します。

目次

    相続手続きとは

    相続手続きとは、故人が残した財産を相続人に分ける手続きのことです。弁護士は相続人に代わって、相続財産の法律的な手続きを行います。遺言書がある場合は、遺言書に従い手続きを進めます。相続手続きは遺産分割協議書の作成、相続財産の明確化、相続放棄の手続き、不動産名義変更、銀行預金解約、株式の口座解約などが含まれます。また、相続人間でのトラブルが生じた場合は、裁判所に遺産分割の調停を申し立てることもあります。弁護士は、相続人間の紛争解決にも関与し、依頼者の代理人の立場で交渉しますが、ある面公正中立の立場から円滑な手続きを進めることが求められます。相続手続きは複雑で時間がかかることがありますが、しっかりとした準備とプロのアドバイスを受けることでスムーズに進めることができます。相続に関する問題がある場合は、早めに弁護士に相談することが重要です。

    相続手続きで必要な書類

    相続手続きで必要な書類とは、亡くなった方の遺産を相続するために必要な書類です。遺産には現金、不動産や預貯金、株式などが含まれます。主な書類としては、被相続人の出生から亡くなるまでの戸籍謄本等一式、相続人の戸籍謄本、被相続人の住民票の除票、遺言書や印鑑証明書、不動産評価証明書、これらをもとに話し合いをまとめた遺産分割協議書、場合によっては法定相続情報一覧図などが挙げられます。これらの書類が揃っていないと、相続手続きを進めることができません。書類を揃える際には、担当弁護士のアドバイスなども参考にして、準備万端にしておくことが大切です。また、相続手続きは複雑なものであり、専門的な知識が必要となるため、弁護士のアドバイスを得ることも推奨されます。司法書士の業務も任せられる弁護士の方であれば、これらの書類の収集、作成のアドバイスをすることも可能でしょう。

    ご自分でこれらの書類を集めたり作成したりすることができればよいのですが、お仕事をしながらなどお一人で進めることは困難が伴うことが予想されます。そのような時は専門家に任せることもメリットがあります。

    遺産分割協議書・遺言書について

    弁護士業種において、遺産分割協議書や遺言書は非常に重要な文書です。遺産分割協議書は、亡くなった方の財産を家族や親族などの間で分割するための合意書であり、遺言書は亡くなった方が残した遺産に関する記述や配分を記載した文書です。 遺言書は、相続時の紛争を予防するために非常に重要な役割を果たします。また、相続人が多くいる場合には、争いや紛争を避けるためにも作成しておくことが望ましいです。 弁護士は、遺産分割協議書や遺言書の作成や相談に対して専門的なアドバイスを行っています。遺産分割協議書や遺言書に関するトラブルが発生してしまった場合には、弁護士に相談することで適切な解決策を見つけることができます。 遺言書の内容としては、その後のトラブルを予想しながら作成する必要があります。またご自分のメッセージを込めることもできます。安易に誰か一人に相続させる遺言を残してしまうと、その後相続分をゼロにされた相続人から、遺留分侵害額請求を受けるおそれがあるため、遺言書の内容は専門家と相談しながら決めることが重要です。

    遺産評価に関する書類

    弁護士は、遺産相続の際に遺産評価書類の作成を行うことがあります。遺産評価書類とは、相続財産の評価額を明確にする書類です。この書類は、相続手続きには欠かせないものであり、公正な評価を行うことが求められます。弁護士は、遺産相続に必要な書類の作成や手続きを代行することで、相続人の利益を守り、相続問題を解決することができます。例えば、不動産であれば不動産査定書をとったり、不動産評価証明書をとったりして確認します。外貨建て資産であれば、為替を元に適切に評価することが、相続人間のトラブルを防止し、円満な相続手続きを行うことにつながります。

    相続手続きで弁護士に相談すべき3つのポイント

    相続手続きは複雑な手続きが必要となりますが、弁護士に相談することでスムーズに進めることができます。弁護士に相談する際には、以下の3つのポイントに注目してみてください。 まず第一に、遺産分割協議書や遺産分割調停などの手続きについての相談が必要です。これらの手続きは、遺産分割に関するトラブルを未然に防ぐためにも必要です。弁護士は、遺産分割協議書の作成や遺産分割調停の代理人としての活動を行います。もちろん、調停にせずにその前段階で交渉の話し合いの中で調停と同様の解決策を見つけ出すことができることも多いです。 そして、相続に関する知識についての相談が必要です。遺言や相続法の知識は、相続手続きにおいて非常に重要です。弁護士は、遺言書作成や相続対策などのアドバイスを行います。相続が始って争いになってからでは手遅れのこともありますので、相続の前、または後に、たとえ争いにならなくても相談をすることは、さまざまなトラブル防止に役立ちます。健午法律事務所では、争いがない相続でも予想される紛争を防止するために対策を検討できます。 以上のように、相続手続きにおいて争いのない段階でも相談できる弁護士に相談することで、スムーズかつ安心して手続きを進めることができます。

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