健午法律事務所

不動産相続手続きの流れをプロの司法書士が解説!遺産分割の注意点も

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不動産相続手続きの流れをプロの弁護士が解説!

不動産相続手続きの流れをプロの弁護士が解説!

2023/11/14

不動産相続手続きは、一般の人にとっては難しいものです。しかし、遺産分割に関わる大切な手続きであり、プロの弁護士に相談すればスムーズに進めることができます。そこで本記事では、不動産相続手続きの流れや遺産分割の注意点など、弁護士が解説することで、皆さんの不動産相続に役立つ情報を提供します。

目次

    不動産相続手続き

    不動産を相続する場合、相続手続きが必要となります。この手続きには、法律知識が必要であり、司法書士に依頼することが一般的かもしれません。しかし、司法書士の資格及び業務経験のある弁護士は、この相続の登記手続きも行うことができます。司法書士経験のある弁護士は、相続人の代理人として、相続登記や遺産分割協議書の作成、不動産評価証明書の取得、不動産評価のサポートなどを行います。また、遺言書がある場合には、その内容に基づいて手続きを進めます。 不動産相続手続きにおいては、相続人の全員が協力することが望ましいですが、時には遺産分割に関する問題が起こることもあります。このような場合には、交渉が必要であり、金額が高額になる不動産の分割交渉については、弁護士でなければ代理することができません。 不動産の相続手続きについては、令和6年4月1日から、原則として所有権の取得を知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければなりません。正当な理由なくこの義務に違反した場合は、過料(行政上のペナルティ)の適用対象となります。そのためにも、早めの相続手続きの依頼をお勧めします。 司法書士業務を行うことのできる弁護士は、相続手続きにおいて、遺族の負担を軽減し、円滑な相続を実現する重要な役割を担っています。不動産相続に関する手続きをお考えの方は、まずは当弁護士にご相談ください。

    相続人を確定させる手続き

    相続人を確定させる手続きは、相続に関する法律上の重要な手続きです。相続人とは、被相続人の財産を継承することができる人々のことであり、相続人が誰であるかを正確に確定するために、様々な手続きが必要となります。弁護士は、このような手続きを専門的に行います。具体的には、戸籍謄本など相続人に関する情報を収集し、必要な交渉を行い、遺産分割協議書などの書類を作成するなど、相続に必要な調査や手続きを行います。相続人確定には、紛争が発生することもあるため、専門的な知識や経験が必要です。弁護士に相談することで、スムーズな手続きが行われ、相続人確定に関する問題を解決することができます。紛争が少しでも予想される場合は、紛争解決の際も代理できる弁護士に相談することをお勧めします。

    不動産の名義変更

    不動産の名義変更は、相続や売買などで行うこと多いと思います。しかし、名義変更を行う際には、専門知識が必要なため、司法書士経験及び知識のある弁護士に相談することをお勧めします。相続の専門家の弁護士は、不動産登記に関する法律や手続きに詳しいため、スムーズな手続きが可能です。例えば、相続の場合は、被相続人の出生から亡くなるまでの戸籍謄本、住民票の除票、相続人の印鑑証明書、遺産分割協議書、相続関係説明図などの書類が必要になり、場合によっては法定相続情報一覧図の作成手続も必要になるため、各相続について専門的な細かな手続き、検討が必要になります。また、登記に詳しい弁護士に依頼した場合、裁判業務についても詳しいため、どのような遺産分割協議書を作成したら争いになりそうか、という見通しを立てることができます。登記業務にも詳しい弁護士に依頼すれば適切なアドバイスを受けることができます。不動産の名義変更に関する手続きは、一般的に1か月程度時間がかかるため、早めの相談が重要です。

    遺産分割協議書

    遺産分割協議書は、被相続人が亡くなった後、相続人同士で相続財産を分割するために作成される重要な書類です。 弁護士が遺産分割協議書を作成する際には、相続人の人数や相続財産の種類、手続きの内容などを詳細に確認した上で、適切な分割方法について合意を図ります。争いがある場合には交渉の上、意見をまとめます。法律的な交渉は、専門家の中でも弁護士でなければ交渉権限がありません。 また、遺産分割協議書には、相続人のすべてが署名、実印による捺印をすることで、分割内容に納得したことが証明されます。この重要な書類は、未来に起こりうる争いやトラブルを防ぎ、公平かつ円満な相続をするために欠かせないものです。 弁護士は、遺産分割協議書を作成する際には、遺言書や法的な規定も熟知している必要があります。そのため、一般の方が自分で作成するのは困難な場合があるかと思われます。 後々に問題になるリスクを最小限に抑えるためにも、遺産分割に関するご相談がある場合は、司法書士業務、登記に詳しい「弁護士」に相談することをお勧めします。

    相続登記の流れ

    相続登記については、手続的に多くのプロセスがあります。相続についての不動産名義変更は、一生のうちでもそう何回も関わることでもないため、普段、登記に関りのない方がご自分で行おうとするのはかなりの時間的、精神的困難が予想されます。昼間は別のお仕事をしながら、細かい登記手続きをご自分で行うのは、かなり大変です。よって、専門家である弁護士に依頼することをお勧めします。

    手続き内容としては、ざっくりとですが、

    ・被相続人の出生から亡くなるまでの戸籍謄本等の取得

    全国各地から取り寄せる必要がある場合があります。

    ・被相続人の住民票の除票

    ・相続人の確定

    ・相続財産の確定

    ・相続財産の価値の確定

    ・不動産評価証明書の取得

    ・相続人の戸籍謄本、印鑑証明書の取得

    ・遺産分割協議書の作成

    ・遺産分割にあたり交渉、家族間の事情を踏まえて内容の決定

    など、プロセスは非常に多岐にわたります。

    このほか、被相続人のお持ちであった銀行預金の解約等も合わせて行う場合は、効率的に手続きを進めていく必要があります。

    これらを司法書士業務経験のある、登記や手続きに詳しい弁護士であれば、ワンストップで行うことができるため、まとめてご依頼することができます。

    不動産にまつわる遺産分割手続について迷ったら、まずは早い段階で登記手続きにも詳しい弁護士に相談することをお勧めいたします。

    当事務所では、登記手続きについてもご相談できますので、小さなことから気になることがありましたら、お問い合わせフォームからご相談ください。

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