自己破産にあたって注意すべき点

債務整理を始めるにあたっていくつか代表的な

注意すべき点をまとめてみます。

 

1.資産状況を正確に教えてくください

弁護士は守秘義務がありますのでまずは弁護士に正確に

資産状況をおしえてください。

それによって、適切な方針を策定することができます。

けっして、資産を弁護士に開示したからといって不利益になることはありません。

 

2.財産の処分は弁護士と相談してください

ものを買ったり売ったりする際には、弁護士と必ず相談してください。

といっても、普段の食費や日用品の購入などは相談の必要はありません。

大きな買い物、通帳からの振込をするときなど、任意整理や自己破産に

不利益な影響を与えるおそれがあるものもありますので、

慎重にする必要があります。

 

3.知り合いだからといって先に返済しないでください

これは偏波弁済といって自己破産ができなくなってしまう事情です。

自己破産は債権者を平等に扱わなければならないので、

親戚からの借金だけ先に返済してしまうなどは問題です。

事情は全てご相談ください。

 

4.毎月の家計は見直しつづけてください

家計簿のような生活収支を裁判所に提出します。その過程でご自分が

何にいくら使っていたのかがはっきりしてきます。

そのため、今後の生活の立て直しの参考になります。

自己破産手続きが終わったあとも、手続き中に気を付けた点を

忘れることなく生活を立て直してください。

 

このようにいくつか自己破産には注意すべき点があります。

このほかにもありますので、面談の際にご相談ください。

健午法律事務所では初回無料相談もありますので、

お気軽にご相談ください。