自己破産をすると心配なこと

多くの方は自己破産をすることに不安があるかもしれません。全ての財産を失ってしまうのではないか、

生活が経ちいかなくなるのではないか？

ここではいくつかの例を挙げて説明してみたいと思います。

 

1 会社は退職しないといけないですか？

そんなことはありません。自己破産と経済生活とは別物です。会社には多くの職業では報告する必要がありません。

一部警備関係や会社役員などの場合、職業に影響することもありますが、多く方にとって、職業と自己破産は関係ないといえるでしょう。

 

2 今の借金はどうなりますか？

借金は「免責」といって返済する必要がなくなります。

そのため、これまで返済で苦労されてきた方は返済しなくて済むようになるため、生活に回せるお金が増えることになります。

免責後は、収入の範囲内で生活できるように生活プランを見直すことが重要になります。

ただ、罰金や税金などについては免責がないため、注意が必要です。

 

3 戸籍に載ってしまいますか？

戸籍と自己破産とは関係ありません。これまで同様戸籍については何も変化はありません。

そのため、誰かに戸籍を見られたとしても自己破産がわかってしまうということはありません。

 

4 自己破産すると周囲にばれますか？

自己破産の手続きの中で、官報に名前と自己破産をしたことが載ります。

そのため、もし官報を読んでいる人がいた場合ばれてしまうかもしれません。

しかし、日々多くの方が自己破産を選択してるため、多くの方の名前の中から特定の人の名前を見つけ出す確率は非常に少ないことと、

官報を見る方は通常の新聞に比べればとても少ないため、リスクは小さいと言ってよいでしょう。

 

他にもいろいろと気になることはあるかもしれませんが、

このように自己破産については、デメリットもある一方、メリットのほうが多いと言えるでしょう。

 

借金問題で悩んでいる方は、まずはどのような解決策があるか、

法律相談を利用してみてください。最適な方法を検討いたします。